ペットの気持ち
皆さん、ご存じだと思いますが、動物、とくにペットとして飼われている
犬や猫は喋れます。
喋るといっても、 日本盲導犬協会のTVCMみたいな、犬が突如カメラ目線になって喋りだす、
あんなんじゃありませんよ!
「さぁ、みんなご飯だよー。お腹空いた?」
「ウニャ。」
こんな程度のものです。
声に出して返事しない時も、人間が何を言っているかは理解していて飼い主の相手をしてくれます。
私が確認したところでは、犬と猫と亀とウサギは、飼い主の言った言葉を分かった対応を
してくれます。
今年のゴールデンウィークに、横浜市内のアパートから大きなニシキヘビが行方不明になった、
というニュースがありました。結局二週間くらい探した末に、飼われていたアパートの
屋根裏で発見されたとの顛末でした。
行方不明で見つからない、という最初のニュースの翌日か翌々日にアパートのその部屋に
爬虫類取り扱い業者が来て、行方不明になったニシキヘビと同じくらい大きな蛇を
引き取っていった、というニュースも流れてビックリしました!
そのまた翌日には、そこに住んでいた人が引っ越して現在は空き家になりました、という
ニュースを見て、私は違和感を感じました。
4メートルも5メートもあるヘビを、一匹ではなくて何匹も飼っていたんだ、というのは驚き
でしたが、引っ越し先を見つけて引っ越したのは手際が良すぎる
と思ったのです。
ヘビが行方不明になったことを警察に届けて初めて複数のヘビを飼っていたことが
大家さんに知れたのではなくて、前からバレていて、退去を求められていたんじゃないか。
あくまでも想像ですが、そんな気がしたのです。
そうだったとすると、ヘビが行方不明になったのも合点がいくのです。
多分、飼い主はヘビたちに話しかけていたんだと思います。
「みんなー、もうじきここを出て行かなきゃいけなくなったんだー、ごめんなー。
ここ、ペット禁止なんだよなー。大家さんに叱られてさー。でもニシキヘビ可の物件が
なかなか無いんだよなー。もうちょっと待ってなー。」
仕事から帰ってきてヘビに餌(ニュースによると、冷凍マウスだそうです。)を与えるとき、
こんなふに話しかけていたんじゃないかと思うのです。
ニシキヘビ可の物件はなかなか無いんじゃなくて、全然無いと思います…。
そしてある日、いつものように帰ってきて、その人はニシキヘビが居ないことに気付きます。
すぐに必死になって探し回ったのでしょうが見つからず、警察に届けた、という事だったの
でしょう。
ヘビにしてみると、この家を引っ越さなきゃならないと飼い主が言っている。
ペットが居るとダメだということらしい。
ならば、オレが姿を消して居なくなればいいんじゃないか。
そして大家さんもオレが居ないのがわかれば「ヘビがいないなら住んでいいですよ」となって
そしたら飼い主もここに住み続けられる、めでたしめでたし。
と考えたであろうことが想像できます。そしてすぐに実行に移したんでしょう。
ケージを出て、部屋も出、屋根裏に入り込む。身を隠している間、水も食べ物も摂れないのは
分かっていたと思うのですが、飼い主のため我慢しようとしたのだと思います。
そして飼い主がこの家に住み続けることができるようになった頃合いを見て自分で部屋に戻って
また元通りに・・・とはなりませんでした。
発見されたニシキヘビは動物園に預かってもらい、後に販売業者に引き渡されたそうです。
時々、山から下りてきて民家周辺に出たクマを駆除しました、などというニュース記事を見ますが
今回はこのヘビは殺されなくてよかった!
でもヘビがその飼い主と一緒に居るのを望んでいたと仮定すると、それが叶わなくなってしまって
かわいそうな気がします。このヘビも飼い主のためと思って行動したんですが。(たぶん。)
犬と猫と亀とウサギとニシキヘビは飼い主が言っていることを理解しているみたいです

稲 垣

犬や猫は喋れます。
喋るといっても、 日本盲導犬協会のTVCMみたいな、犬が突如カメラ目線になって喋りだす、
あんなんじゃありませんよ!
「さぁ、みんなご飯だよー。お腹空いた?」
「ウニャ。」
こんな程度のものです。
声に出して返事しない時も、人間が何を言っているかは理解していて飼い主の相手をしてくれます。
私が確認したところでは、犬と猫と亀とウサギは、飼い主の言った言葉を分かった対応を
してくれます。
今年のゴールデンウィークに、横浜市内のアパートから大きなニシキヘビが行方不明になった、
というニュースがありました。結局二週間くらい探した末に、飼われていたアパートの
屋根裏で発見されたとの顛末でした。
行方不明で見つからない、という最初のニュースの翌日か翌々日にアパートのその部屋に
爬虫類取り扱い業者が来て、行方不明になったニシキヘビと同じくらい大きな蛇を
引き取っていった、というニュースも流れてビックリしました!
そのまた翌日には、そこに住んでいた人が引っ越して現在は空き家になりました、という
ニュースを見て、私は違和感を感じました。
4メートルも5メートもあるヘビを、一匹ではなくて何匹も飼っていたんだ、というのは驚き
でしたが、引っ越し先を見つけて引っ越したのは手際が良すぎる

ヘビが行方不明になったことを警察に届けて初めて複数のヘビを飼っていたことが
大家さんに知れたのではなくて、前からバレていて、退去を求められていたんじゃないか。
あくまでも想像ですが、そんな気がしたのです。
そうだったとすると、ヘビが行方不明になったのも合点がいくのです。
多分、飼い主はヘビたちに話しかけていたんだと思います。
「みんなー、もうじきここを出て行かなきゃいけなくなったんだー、ごめんなー。
ここ、ペット禁止なんだよなー。大家さんに叱られてさー。でもニシキヘビ可の物件が
なかなか無いんだよなー。もうちょっと待ってなー。」
仕事から帰ってきてヘビに餌(ニュースによると、冷凍マウスだそうです。)を与えるとき、
こんなふに話しかけていたんじゃないかと思うのです。
ニシキヘビ可の物件はなかなか無いんじゃなくて、全然無いと思います…。
そしてある日、いつものように帰ってきて、その人はニシキヘビが居ないことに気付きます。
すぐに必死になって探し回ったのでしょうが見つからず、警察に届けた、という事だったの
でしょう。
ヘビにしてみると、この家を引っ越さなきゃならないと飼い主が言っている。
ペットが居るとダメだということらしい。
ならば、オレが姿を消して居なくなればいいんじゃないか。
そして大家さんもオレが居ないのがわかれば「ヘビがいないなら住んでいいですよ」となって
そしたら飼い主もここに住み続けられる、めでたしめでたし。
と考えたであろうことが想像できます。そしてすぐに実行に移したんでしょう。
ケージを出て、部屋も出、屋根裏に入り込む。身を隠している間、水も食べ物も摂れないのは
分かっていたと思うのですが、飼い主のため我慢しようとしたのだと思います。
そして飼い主がこの家に住み続けることができるようになった頃合いを見て自分で部屋に戻って
また元通りに・・・とはなりませんでした。
発見されたニシキヘビは動物園に預かってもらい、後に販売業者に引き渡されたそうです。
時々、山から下りてきて民家周辺に出たクマを駆除しました、などというニュース記事を見ますが
今回はこのヘビは殺されなくてよかった!
でもヘビがその飼い主と一緒に居るのを望んでいたと仮定すると、それが叶わなくなってしまって
かわいそうな気がします。このヘビも飼い主のためと思って行動したんですが。(たぶん。)
犬と猫と亀とウサギとニシキヘビは飼い主が言っていることを理解しているみたいです


稲 垣


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